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English - my best friend and my worst enemy -

English - my best friend and my worst enemy -

著者:栗田洋子


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プロフィール
1982年 シンガポール生まれ。
生まれてから4歳までを現地で過ごし、その後日本へ。
1993年 父親の仕事の都合で、韓国ソウルへ渡り、中学卒業までを過ごす。
1997年 高校(国立東京学芸大学附属高校)入学の為日本へ帰国。
2000年 高校中退。
2002年 イギリス、ブライトンへ体験留学。
その3ヵ月後に正規留学でオーストラリア、ブリスベンへ渡る。
2003年 高校卒業同等資格取得
2005年 専門学校(Southbank TAFE)ホテルマネージメント科卒業
2005年6月 TOEIC初受験 915点
2005年10月 TOEIC2回目受験 990点
2006年 大学 (Central Queensland University) ホテルマネージメント学科に編入
2007年7月卒業予定。

書籍の内容
TOEIC990点(満点)のスコアをもち、今なおさらなる英語力の向上を志す著者の、貴重な学習の軌跡。

シンガポールで生まれ、韓国で過ごすこともあった著者。
著者は日本では帰国子女とみなされ、英語が話せて当然のようにみられましたが、実際には英語を日常で使う生活だったわけではありません。

周囲の先入観に悩みながらも、自問自答の結果、本当に英語をマスターしようと、20歳のときから、著者は本気の英語学習を開始します・・。

TOEIC対策としても参考になりますが、テスト対策以上に、本物の英語力をつけたい方や、これから語学留学を考える方にも、大いに参考になる内容です。

(2007年5月22日発行 本文41ページ)

ISBN 978-4-903465-70-8

レポート内容の画像 レポート内容の画像

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【本文一部紹介】

(P1)
●はじめに

この本は私の今までの英語勉強法や、英語勉強について思うことをまとめたものです。英語学習法については、色々な方がそれぞれの意見を持っていると思いますが、専門家でもなんでもない私が、ただ自分のおこなってきたことを振り返り、正直に書いてみたものが、この本となりました。

この本の中身も、世間一般に言われている英語学習法とは違ったことが書かれているかもしれません。でもここに書かれていることを私は実際にやってきて、今現在の英語力を築き上げることができたのはまぎれもない事実です。

だからこういう考え、方法もあるのかと思っていただければ、それだけで私は嬉しく思います。そして、この本が少しでも、どんな形であっても英語学習者の役に立てることを願って止みません。


I thank every single person who has helped me through writing this book including the Aware Publishing Company. Special thanks to my mother and my friend, Yasu for giving me great ideas from the beginning and my beloved Ian for all of his support and help.


●目次

はじめに

留学生の現状
 大学を卒業してもピンキリ
 語学学校生の現状

英語狂になった訳
 生い立ち
 帰国子女なのに英語が話せない?

日本での勉強法
 中高時代
 基礎英語
 留学を決めてから

イギリス時代
 中級の下からのスタート
 世界を変えたイタリア人の友人達
 文法よりも大事なもの

オーストラリア語学学校へ
 決意
 英語三昧のホームステイ
 母親の訪問
 がむしゃらにやった勉強法
 実践の勉強と机上の勉強のバランス

専門学校(TAFE)へ
 ホテル学コースに入学
 悔しい思い
 変化
 一番英語が伸びた時期
 DVDと読書

TOEICへの挑戦
 リスニングの勉強法
 TOEICのリーディング

お勧め単語勉強法

今、そしてこれから


(P5)
●語学学校生の現状

ホームステイでなかったら、住居体系はシェアハウス。まだ英語がままならない時期に、自力で日本人以外と住むシェアハウスを探し、契約をするのは難しいのが現実です。

そうなると、また日本人同士で固まるという負の現象が起こります。学校へ行って、とりあえず英語を英語で習い、でも休み時間や放課後は日本人同士で遊び・・・そして家に帰れば日本人がまたそこで待っていて、日本語を話しながら、日本の曲を聴いて、日本のDVDを観る。そんな生活が普通に出来てしまうのです。そして悲しいことにそういう人が沢山います。

実は、この私も実際に住む所が決まらず、どうしようも出来なかったので日本人の友達の家に1ヶ月ほど居候させてもらった時期がありました。その1ヶ月は、家の外に出て、英語を発することが怖かったです。それ程、環境と言うのは大事なことなのです。

ずっと日本語での会話で、もちろん頭で考えるのも日本語。そうなると、いきなり英語で話せ、と言われてもなかなか切り替えることが出来ないのが現状です。とてもきつい1ヶ月でした。次の家が決まり次第、すぐに引っ越しました。

私の場合は、1ヶ月という比較的短い期間だったので、自分の英語力にそこまで影響を及ぼしませんでしたが、もし長くそういう環境にいたら英語力に相当な影響を及ぼしただろうと言うのは、想像に難くありません。

自分の意思でそれで良いと思って、満足しているのならそれに文句をいうつもりは全くありません。ただ、私は4年半前にオーストラリアに渡ってきたとき、この現状をみて決意しました。
楽なほうに流されないように、常に自分に厳しく行こう、と。


(P33)
●TOEICのリーディング

TOEICで必要とされる文法は、基本は中学の文法、そして中学の文法の土台がはっきりしていて初めて意味を成す、高校の文法です。簡単な中学高校の文法書でもう一度英語の文法を一からおさらいするのは、TOEIC対策には有効的だと思います。

私は2週間のコースで全体的な中高の文法のおさらいをやりました。もう既に知っているということでも、もう一度目を通すだけできちんと確認が出来ます。それにもう既に知っていることなら、知らないことを習うよりもずっと楽だし、短時間で出来るのであまり苦にもならないはずです。

TOEICのリーディングではスピードが要求されます。文法問題を解くときには一問に30秒以上かけないくらいのスピードで淡々と解いていくのがいいと思います。正解がすぐ分かるものと、考えてしまうもの、そして考えても分からないものとに分かれて来ると思いますが、もちろん正解が分かるものはすぐに答えてマークを塗りつぶします。

考えてしまうものは、後回しにするのも一つの手です。そして後は、考えても分からないもの。考えても分からないものは考えても仕方がない!

意味の分からない単語や文章が、例えば5分後にいきなり意味を成すということは、ほぼないと言えるでしょう。だから、私はそのような問題に当たったときは、下手に無駄な時間をそこで使わないようにして、他の箇所での時間を稼ぐようにしました。諦めも重要なので、一つの問題に長く時間を取られること無く、要領よく、テンポよく解き進めていけば、リーディングでの時間配分に困ることはないのではないのでしょうか。

2週間のコースの間に、これといってTOEICのためだけの特別文法講座などを習ったわけではなく、今までの積み重ねてきた知識の総復習をしたような感じでした。ただ私はどうしても満点がとりたかったので、2週間は集中して家でも、過去問題を毎日解くなどの最低限の勉強はしていました。

日本の高校を中退して、2年間の闘病を経てやっとの思いで成し遂げた留学。高校生活、というのを終えられなかった私は、何かをやり遂げたいという気持ちがとても強くありました。

コンプレックスの塊で、それでも英語にだけは全情熱を傾けて勉強してきて、その成果がTOEIC満点という形に表れれば、少しでも自信がつくんじゃないかという期待ももちろんありました。あれはただの意地とプライドだったのだと今思います。自分で自分を認めるために、ただ何か目に見えての結果が欲しかったのです。

晴れて990点を取得して、心から思ったのは、やっぱり私は英語が大好きだということ。勉強して、それが結果になったり、勉強した成果がともだちとの会話に表れたり、英語で課題がすらすら書けたり・・・そんなことがただただ快感で、好きなのです。もっともっと精進していこうと心から思いました。


(P37)
●お勧め単語勉強法

色々な単語勉強法、ボキャブラリーの増やし方があると思いますが、何か新しい単語を学んだ時、必ず自分の手で書き出すこと、そして実際に発音してみることはとても重要なことです。自分の手、目、口、耳を総動員させると、意外と単語はすぐ覚えられます。ただ見ているだけでは、なかなか難しいです。私がかなり有効活用している単語勉強法はSynonyms(同意語、類義語)とAntonym(反意語、対語)を使った方法です。

日本語でも単語ごとに同意語、反意語はたくさんありますが、それは英語でも全く同じです。ただ「美しい」=「Beautiful」と言うより、同意語としてGood-looking、Gorgeous、 Stunning、Fine-looking、Attractive、Handsome、Charming、Lovely、そして反意語としてUgly、Unattractiveなどの語彙があったほうが、会話に深みが出てきます。ただ一つの単語を単体として覚えるのではなくて、その単語と同じ意味の単語を調べ上げて書き出してみるといいでしょう。ただ一つの新しい単語に出くわしただけで、そこから新たに自分の語彙を広げていくことができます。同意語の方が反意語よりずっと数が多いので、まずは同意語を集めてみることから始めてみるのもいいステップでしょう。私が作った「同意語・動詞編」を例としてここに紹介します。


(P40)
●今、そしてこれから

今私は、大学に通っていますが、それも後残りわずかで卒業予定です。大学に編入してからは、たくさんの資料をただひたすら読まされること、そして読んだものをふまえて自分の論文やレポートを書かされることによって、英語力は専門学校時代よりもさらに伸びたと思います。

ただ、日常会話にはもう事欠かなくなってきてしばらく経つので、日常生活で自分の英語力の上達を感じることは、ほぼ皆無に近くなってきました。周りの人の言っていることは理解できて、自分の言いたいことを伝えるのにも不自由しなくなってくると、努力をしなくなってきてしまいます。特に新しい単語を覚えなくとも、今知っている単語で苦労なく話が出来てしまうのだから、必要性があまり無いのです。

この段階へ来ると、悲しくなるくらい英語学習へのモチベーションが下がってきてしまいましたが(必要性がそこまで無いため)そこでもう一度気合を入れなおしました。今まで辞書を使わないで、友達に意味を聞いていた生活から、辞書をひたすら引く生活に逆戻りしました。

自力で辞書を引いて調べて、時間を割いてその単語の同意語や反意語を調べたり、自分だけの例文を作ってみたりして、一つの単語からさらに多くの単語への語彙力アップを図ったのです。

難しい文章、例えば新聞や、アカデミックな論文などを極力読むようにし、一つ単語が分からなくても大体意味が分かってしまっても、最後読み終わってから知らなかった単語を辞書で調べる。それと同時に、例文なども参考にしながら意味を完全に自分のものにするように努力するようにしました。

借りてくるDVDなども、簡単なものではなくてわざと高度な、政治ものや法律関係のものなどにするようにして自分の更なる語彙力の増強に励むようにしています。今までのように、効果は目に見えて表れたりはしないし、果たしてこれらのことが役に立っているのかどうかはまだ正直分かりません。

ただ、努力をやめたところで語学上達はストップしてしまうので、それだけは避ける為に何かをやっていたいのです。語学はやらなければ、使わなければどんどん忘れていきます。何もやらなければ、ある知識さえも無くなっていくのだから、今の語学力を保つ為には何かしらやっていないといけません。

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