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英語で紹介するニッポン
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著者:トミー植松
プロフィール
現在国際ロータリ・クラブ・古河東総括国際カウンセラー。最近まで白鴎大学英語主任教授及び同じ大学短大英語科科長。1995年まで玉川大学文学部英語科教授。1975年まで20年間毎日新聞(英字新聞The Mainichi Daily News)の記者。
その間、インドネシア・スカルノ大統領にインタヴュー、またマリリン・モンローとの記者会見で通訳を務め、プロレス全盛時代にはシャープ兄弟に同行、力道山の通訳も務めた。
大学生時代、毎日新聞社主催、NHK後援のもと、関東及び関西地区各50名、九州地区40名、中国及び四国地区各30名、東北及び北海度地区各20名参加の地方予選を通過した決勝選手20名が参加した全国大學英語弁論大会にて第1位獲得、優勝杯・マッカーサー杯を受賞。
文部科学省認定の英語検定試験では1975年から20年余1級の面接官を努める。
ラジオ番組では1970年より数年間文化放送にて「英会話」を担当、1974年からは文化放送の「百万人の英語」で20年間講師を勤める傍ら、1975年からは1980年まで日本短波放送で週末2日、わが国初の本格的英語ワイド番組 ”Tokyo Forum Get Together” で、ディスキー・ジョッキーを務めた。
また、昨年3月までNHK海外放送”Hello from Tokyo” 及び “The World Interacted”で22カ国に向かって「日本文化」解説を担当した。
また、テレビ番組ではフジテレビで1984年より1年半、また、NHK教育テレビでは1995年までに英会話番組を3度担当した。テレビ初登場の頃、字幕スーパーを手がけたこともある。全国での英語スピーチコンテスト審査回数は950回に及ぶ。
(著書)
現在までに著作76冊。
代表的なものにはジャパン・タイムズ社出版の「英語で紹介するニッポン」、評論社の「こんな時英語でどう言うか」、「英語のジョーク」(評論社)、経済界の「とっさの英会話」、英語教育協会の「60日英会話特訓」などがある。その他主なものには「英語のスピーチ」及び「英語スピーチ実例集」(創元社)、「英語1分スピーチ」 (ジャパン・タイムズ社)、「英語スピーチ活用集」(研究社)、「ホームステイの英語」(研究社)、「社会人の英語」 (研究社)「英語の迷信」 (サイマル出版)、「就職の為の英語面接」 (玉川出版)、「似た英単語の使い分け」(玉川出版)、「New English: 文部省不認定(?)英語教科書」(株式会社アルク)、「電話英語のフレーズ」 (日本実業出版)、「英会話・基本フレーズ68」(PHPエディターズ・グループ)、「TOEIC「問題」のガイド・ブック」、「TOEICに出る英単語と問題」、「英語おもしろウオッチング」(ユニコム社)、「漢字面白クイズ」(経済界 リュウブックス{タツの本})、「英語面白ゼミナール」(実業乃ニッポン社)、「ブレーン・エックササイズ」(玉川出版)、「英語の決まり文句100」、「蔵出し英単語ものがたり」(創元社)などがある。なお、現在全国の高等学校で使用中の教科書「英語実務」(実教出版) はトミー植松編集主幹によるものである。
書籍の内容
1981発行以来ご好評をいただき2000年をこえてもなお改訂と増刷を繰り返したロングセラー、『英語で紹介するニッポン(ジャパンタイムズ刊)』の内容について更に改定し、電子書籍する内容。
祝日を2008年9月時点にあわせ改訂し、あらたな項目として「禅」が追加されています。
海外のお知り合いに日本固有の文化を紹介する機会のある方にぴったりの内容。
内容は時間がたっても色あせない不朽の名作です。
著者はNHK海外放送”Hello from Tokyo” 及び “The World Interacted”で22カ国に向かって「日本文化」解説を担当している実力者です。
(2008年9月21日発行 本文127ページ)
ISBN 978-4-903465-74-6
【本文一部紹介】
はしがき
最近、日本の事物、文化、風俗習慣を英語で説明する必要が増えてきました。そういったとき、日本語から英語へ単語を置き換えるだけでは不十分です。たとえば、畳を単にstraw mat と言っても、相手にはなかなかピンときません。It is made of tightly woven rice straw.(畳はかたく編んだ稲のわらでできています)とか、It is the floor covering in the traditional Japanese room.(日本式の部屋の床に敷くものです)と言ってはじめて、畳の具体的なイメージを伝えることができるのです。
とはいっても、上のような英文を構成する、個々の単語は知っていても、かゆいところに手が届くセンテンスを作るのは容易ではありません。
本書は、どういうふうに表現すれば英語圏の人たちにわかってもらえるか、日頃悩んでいる方のために、短文を集めてあります。日本の事物に関する、常識的なことがらを口語英語で紹介するための文を、参照しやすいように和英併記しました。公私ともに外国人と接触する機会の多い方々に少しでもお手伝いができれば幸いです。
なお、本書は、1981発行以来ご好評をいただき2000年をこえてもなお改訂と増刷を繰り返したロングセラー、『英語で紹介するニッポン(ジャパンタイムズ刊)』の内容について更に改定し、電子書籍として出版するものです。
2008年秋
トミー植松
本書の特色と使い方
日本の伝統文化、風俗習慣に対する事柄の中から選んであります。
各項目について、左側に日本文、右側にはそれに対応する英文を箇条書きにしてあります。
英文は、それに相当する日本文の内容を、英語として最も自然なかたちで伝えるものになっています。日本の伝統文化、風俗習慣に対する事柄の中から選んであります。
目次
はしがき
本書の使い方
I 日本の伝統
A. 伝統芸能
① 能
② 歌舞伎
③ 文楽
④ 雅楽
B. 芸事
① 華道(生け花 )
② 茶道(茶の湯)
③ 書道
C. 楽器
① 三味線
② 琴
③ 尺八
D. 武道
① 合気道
② 空手
③ 柔道
④ 剣道
⑤ 相撲
E. 娯楽
① 将棋
② 囲碁
③ 盆栽
④ 折り紙
II 日本の食べ物
A. 料理
① てんぷら
② おせち料理
③ スキヤキ
④ すし
⑤ 刺身
⑥ そば
⑦ うどん
B. 食品
① 味噌
② 醤油
③ 豆腐
④ 梅干
⑤ 漬物
⑥ 餅
C. 嗜好品
① 日本酒
② たばこ
III 祝祭日と年中行事
A. 国民の祝日
① 元旦
② 成人の日
③ 建国記念の日
④ 春分・秋分の日
⑤ 昭和の日、みどりの日、天皇誕生日
⑥ 憲法記念日
⑦ こどもの日
⑧ 海の日
⑨ 敬老の日
⑩ 体育の日
⑪ 文化の日
⑫ 勤労感謝の日
B. 年中行事
① 節分(豆まき)
② ひな祭り
③ お花見
④ 七夕
⑤ お盆
⑥ お月見
⑦ 七五三
IV 住まいと家具
A. 住まい
① 玄関
② 居間
③ 床の 間
④ いろり
⑤ 障子・ふすま
⑥ 畳
B. 家具
① こたつ
② 布団・座布団
③ たんす
④ のれん
⑤ 簾
⑥ 屏風
V 風俗習慣
A. 習慣
① 年賀状
② お年玉
③ お中元
④ お歳暮
⑤ お見合い・仲人
B. 風物
① 風呂敷
② 扇・うちわ
③ 門松
④ 箸
⑤ こけし
⑥ 風鈴
⑦ ちょうちん
⑧ 埴輪
⑨ だるま
C. その他
① 干支
② そろばん
③ はんこ(印鑑)
④ 芸者
⑤ てるてるぼうず
⑥ 腹切り
⑦ 家元
⑧ 銭湯
⑨ 石庭
⑩ 俳句
⑪ 寄席
⑫ 落語
VI 衣服と履物
A. 衣服
① きもの
② 帯
③ はっぴ
B. 履物
① 下駄・草履
② 足袋
VII 宗教と儀式
A. 民間信仰
① お地蔵様
② 観音様
③ 天神様
④ 七福神
B. 信仰にまつわるもの
① 賽銭箱
② 鳥居
③ おみくじ
④ お祓い
⑤ お守り
⑥ お札
⑦ おみこし
⑧ 仏壇・神棚
⑨ 禅
C. 儀式
① 結婚式
② 葬式
D. 祭礼
① 初詣
② お水取り
③ 縁日
④ 酉の市
⑤ 除夜の鐘
【内容一部立ち読み】
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